白い部屋の片隅で

主に寝て食っています

喪失について

 ひえー同期とのLINEグループに「みんな元気?」って送ったら1日経っても誰からも反応がねえ!みんな生命活動やめた?呼吸してないから、反応できないのかな〜

 とか考えないと平静を保てない、心の弱い俺。ていうか、直接会話してないLINEで、そんな一喜一憂するなんて、小学生のときだったら考えられないことだろ?何故私は、歳を重ねるごとに怖いものが増えていくのか。小学生の頃も、まあ臆病ではあったけど。

 最近、自分が昔親しんだコンテンツの出演者の死が絶えない。具体的に言うと辛くなるから言及はしないけど、すごく心が重くなる。永遠に続くはずの平穏が脅かされる、それが怖くて、自分の身に起きそうで目を背けたくなる。思うに、歳を重ねるごとに臆病さが増しているのは、私が今まで大きなものを失ったことがないからだろう。その喪失への想像は膨らむだけ膨らんで、いまや考えるだけで胸が締め付けられる。それをいつもは抑えてるけど、こういうニュースに触れると…もう本当にぐったりする。これは私だけじゃないと思う。良くないよ、本当に。見たくないものは見なくていいし、考えたくないことは考えなくていいんだよ。

 ということで、私は同期からLINEを無視されてることも考えないし、死の詳細を想像しないし、とりあえず部屋の片付けだけはします。掃除しないと、カビちゃうもんね。